【第14回俺達の少女A】未採用音源 原稿全文

見事に落選しちゃったんで原稿だけおいときます

 

あなたにとって担当アイドルの一番好きな衣装はなんですか?
アイドルになって初めて袖を通した衣装、はじめて出たSSRの衣装、プロデューサーや担当アイドルの数だけあると思います。
僕の一番好きな衣装、グレースフルチアーの衣装にあしらわれているこの青い薔薇のお話を皆さんはご存じでしょうか
青い薔薇は元々存在せず、色々な研究者がその青い薔薇を咲かせること挑戦しましたが成功せず、愛好家の間ではずっと夢の存在でした。花言葉も「不可能」というものだったんですね。
しかし、研究者たちの努力により長い月日をかけ青い薔薇は咲かせることができたんです。
その結果、花言葉は「夢は叶う」というものに変わりました。
パステルロリータな衣装を飾るその薔薇は、もしかしたら礼子さんやプロデューサー自身の願いなのかもしれません。
事実、今年の総選挙の投票台詞で
「プロデューサー君が色々な夢を叶えてくれるから、私も随分と欲張りになっちゃった。」
なんてことも言っています。
だけど、大きな夢の実現には手が伸びていません。それはトップになること、今回の場合であればボイスを獲得する事でしょう。礼子さん自身もトップアイドルになること、これは明確に目標として持っています。
なら、それを実現させるのがプロデューサーとしての役割じゃないでしょうか?もっと礼子さんを欲張りにさせてやろう、僕はそう思いました。
そしてその実現のため、昨年の総選挙後、やっと一つ目の担当プロダクションを作り、担当プロデューサー同士のつながりを強くしていきました。
シンデレラガール総選挙も第9回を迎え、「トップを狙う」という目的において動き出しがあまりにも遅かったかもしれません。そして、その動きだって小さい物かもしれません。
だけど、シンデレラに魔法をかけるのは12時を過ぎたっていいじゃないですか
12時がダメなら明け方にかけてあげたっていい、明け方がダメなら明日、明日がダメなら1週間後、1週間がダメなら1か月、それがダメなら1年だっていい、
「女は年を重ねるごとに美しくなる」それが彼女の生き方です。
だから彼女が夢をかなえ、より大きな舞台に立つとき、それが彼女の最高の姿になります。なら何年かかろうが、どれだけかかろうが、僕たちは今できる事、これから出来ることをしていきます。
開き直てると思うかもしれません。確かにそうかもしれません。
でも、夢をかなえようとするとき、何かを始める時に「遅すぎる」なんてことはない
それは31歳でアイドルになった礼子さんが、僕たちプロデューサーに最初に教えてくれたことですから